アリ地獄

先週の連休に伊賀の青少年野外活動センターに行って来た。

http://www11.ocn.ne.jp/~igacamp/

大阪市の施設なのでなんと大人1300円でバンガローなんか
に泊まれちゃうのでした。
しかも、設備は古いけど食器からなにから揃っているので、全て
自分でやることに「苦」を感じない人は是非行ってみて下さい。

そのキャンプ場で炭火で焼いた焼き肉を食べていた時のこと・・・

子ども達は早々に食べて終わってしまい、調理場の回りで虫など
探しながら遊んでいた。そして近くにあった机の下にアリ地獄を発
見し

「おとーさん、アリ地獄見つけたで!」
「アリをこの中に落として良いやろ~~」

などと叫んでいた。
そして、焼き肉(とっても美味しかったです)を頬ばっていた僕に

「たいちゃんが、アリ地獄ほじくって虫を捕りだした~~~」

と言って、そのアリ地獄(ウスバカゲロウの幼虫)を僕に見せに来た

「こら大河!掘ったらあかんやろ、可哀想に~」

なんて会話を義理の妹であるトモコは「きょとん」とした顔をしながら
聞いていた、そしてこちらに向かって

「アリ地獄って、それのこと??」
「そうや、これアリ地獄、ウスバカゲロウの幼虫や」
「えぇーーーーっ、うそーーー」
「ほんまや、こいつが砂に円錐状の穴を掘って蟻がその穴に落ちる
よう罠を仕掛けてるんや」

そう僕が解説したあと

「わたしなぁ、いままで、蟻がたくさん巣みたいなとこにおって、他の虫
がやってきたらみんなで寄ってたかってその虫を地獄に落とすんかと
思ってたわ!」

トモコ35サイニシテ ハジメテ アリジゴク ヲ シル

僕の頭の中にこんな「電報」が届いた。
しかしトモコは悪びれずにこんな発言を繰り返した

「アリ地獄って、みんな知らんかったやろーーーー?」

・・・・僕は「実の妹でなくて良かった・・・」とホッとした。

これが仮に我が弟の発言なら、「入佐家末代の恥」になるだろうし
、江戸時代なら「お家お取り潰し」の憂き目にあっていたに違いない。

アリ地獄・・・・確かに語感から言えば「アリが地獄を作る」という意
味にとれる。「血の池地獄」「熱湯地獄」「針地獄」など地獄を作り
出しているものが「地獄」という単語の前に付くからである。

しかしだ、女35歳、ダンナとかわいい子供が2人。
「こんなコト知らなくていいのか、トモちゃん?」
と僕は心の中でつぶやいた。

投稿者 irisa : 18:44 | コメント (0) | トラックバック

名の無い家

国政調査員としていよいよ始動。

まずは「国勢調査のお知らせ」を担当する全家屋に配った。
配布漏れがないように名前が書いてある地図にチェック
を入れながらポストに放り込んでいくわけであるが、ふと
気づいたことがある。一軒家にもかかわらず「表札」が無い
家が何軒もあるのだ。

マンションに住んでいたときは、特に独身の人などはプレ
ートに名前が無くても「あまり郵便物も来ないのね」と納得
はしていたのだが、一軒家となるとその解釈も成り立たない。

配る立場としては地図に名前が書いてあるので、さほど
問題ではないが、たとえば郵便配達する人が結構困るだ
ろうなぁ、と推測はできるし、友達が訪ねて来るときなど
「およそこのあたりか?」と最後は勘でピンポンを押さねば
ならないではないか・・・

しかし、なんで表札をつけないのだろうか?

たぶん「ご近所さんに名前を知られたくない」と言うことで
しょうけど、なんか寒々とした感じがありますよね・・・
近所なのに名前を知らないし、挨拶もしないし、顔を見ても
分からない・・・・

一軒家でも「マンション化」が徐々に進んで行くんでしょうね。

投稿者 irisa : 14:59 | コメント (2) | トラックバック

貧富の差

僕が国勢調査を担当する軒数は約60軒。
その地図が手元にあるのですが、よくよく見ると
軽く200坪は越えるだろうと思われる大邸宅もあ
れば、「これ犬小屋とちゃうんか?」と聞きたくなる
ような、超小邸宅もあるんですな。

これがまさに「資本主義」と言うことなんでしょうけど
逆に、今まであった大きな家が取り壊され、その空
き地に家が3軒も4軒も建つわけです。これまた死ん
だ昆虫に群がるアリンコ達のようで、これまたちょっと
侘びしい気もするんです。

こうして大きな家がどんどこ取り壊されて、その後に
「これ南フランスの家?」と言いたくなるような下品な
家が林立し、そんな家を見て

「オシャレだわぁ・・・」

なんて勘違いする人たちがたくさんいたりして・・・

何処もそうなんでしょうけど、一つ一つの家を観察して
みれば、さほど悪い、と言うワケじゃないんですけど
街全体を眺めてみたら、統一感が無く、なんて美しく
ない街なんだ、と思います。

国勢調査をしてみた雑感です。

投稿者 irisa : 10:53 | コメント (0) | トラックバック

国家公務員になりました


何故か今年度から町会の役員となり、そして何故か今年が国勢調査
の年だったり、そして何故か何故か僕が国政調査員となり、国家公務員
となったのです。

は?

と何の事やら分からない人はたくさんいると思います。
僕もまさか国家公務員になるなんぞ夢にも思わなかったし、きっと皆さ
んの中には「いよいよいりさも食われへんようになって、公務員へと落ち
ぶれていったか・・・」などと想像している人もいるかも知れません。

がしかし、その考えは甘い。
どれぐらい甘いかというとアンコにコンデンスミルクをかけて食べるぐらい
甘い。

実は国政調査員というのは一時的に「公務員扱い」されるようで、その
証としてこの写真のような賞状がもらえるんですな、別にいらんが・・・。

しかし、国政調査員、思ったより大変です。
いや、メチャメチャ大変と言っていいかも知れません。

「メチャ忙しいのに、こんな仕事なんでワシがやらにゃならんのや・・・」

と嘆きつつも仕方ないです。「はい」といってしまった僕が世間知らず
だったのです。
こうなったら、「国政調査員」を楽しむしかありません。

でも相手は悪名高き、大阪市役所です。
ついつい憎悪が顔に出るかも知れません(笑)

投稿者 irisa : 17:34 | コメント (0) | トラックバック

自民大勝利


今回は岡田民主党にとって「2大政党制」を訴える
絶好の機会でしたが、下馬評通り自民圧勝で終わり
「2大政党制」なんかまったく手の届かない夢のまた夢
となってしまいましたね。

でも、マニフェストを読む限り自民党のは抽象的なこと
ばかりで、見ていても絵空事のように感じました。
が、民主党の方はその点は随分とましで、きちんと数字
が入っているものや、具体的な内容も「少しは」書かれ
ていたので僕的には良い印象がありました。

しかし、民主党大敗。

結局今回の選挙はマニフェスト選挙ではなく小泉さんが
いったように

「郵政民営化か民営化反対か」

の構図になってしまったんですね。
いくらテレビや新聞で

「争点は郵政民営化がけか?」

と問いかけていたていたにもかかわらず、国民の方は

「郵政が本丸」

と思ったのでしょう。
いやはや、小泉さんの「やり方」は見事です。

ただ、本番はこれから、郵政、年金、経済、外交、道路、
政治改革、公務員改革・・・・
いろいろ難問が山積しているが、小泉さんにどれだけの
ことが出来るか、よーく見ておきましょう。

投稿者 irisa : 01:23 | コメント (0) | トラックバック

カベルのホームページリニューアル大作戦

カベルのホームページをリニューアルすることになった。

作成については今回は自分でつくらないで(素人くさいので)
プロ(オフィスR3さん)にお任せすることになった。

こちらのイメージを説明して、というか、あるメーカーの
パンフレットみたくして・・・・と言っただけなんですが(笑)、
で、コンテンツや、レイアウトについて細かく注文して、
文章はこちらで考えること、中身もこちらで修正できるよ
うにお願いして、最後にトップページの写真については
こちらで用意する、ということで決着した。

と、そこまでは良いのだがどんな写真にしようか、はたと
動きが止まった。

いちおう、写真関連の素材ページ(有償)などを探してい
ますが、「これやっ!」というのが見あたらないんですよね。

僕の目指す写真は

・コンピュータコンピュータしていないで
・ビジネスビジネスもしていない
・でも、「会社」という組織の感じはするけど
・ありふれた写真じゃ嫌だ。
・そしてちょっとばかしオシャレな感じが有り
・人がさり気なく写っている
・色は全体的に白、というか透明感があり
・柔らかい感じがする
・そしてそして、「ソフト開発会社」らしからぬ写真・・・・

そんな写真が良いんですが、無いでしょうかね?

無いでしょうなぁ(笑)。

自分でどっか撮りに行こうかなぁ・・・・心斎橋あたりに。

投稿者 irisa : 19:10 | コメント (0) | トラックバック

名前

最近よく人の名前を失念する。
というより、

「名前なんかどうでもええやん!」

という心境になってきたのだ。。
客先にふと思いたって電話した時のこと

「あ、もしもし、いりさですー!」
「あ、どうも、お世話になっております」
「え~と、誰やったかなぁ・・・」
「あ、Hさんですか?」
「あぁ、そうそう、Hさんおられます?」

なんてとっても失礼な会話をよくする。

「電話をかけよう!」という意識に一直線となり、かける
相手の名前などすっかり忘れてしまった、と言う状態。

いや、決して忘れているわけではないのですが一瞬だけ
「消える」という表現がピッタシだな・・・はは。

この前は、目の前で話をしているK君の名前をコロッと
忘れてしまい、「どう呼ぼうか」一生懸命悩みましたよ。。

これってあかんことかな?まぁえぇか・・・

投稿者 irisa : 00:39 | コメント (0) | トラックバック