「最近私、登場しませんねぇ」というリクエストがあったため急遽登場してもらうことになりました。
その名前はスキンヘッドのOさん。
最初の出演からはもう3年前も経つんですね・・・実に感慨深い。
その時の作品「毛のない人」はまさか本人が読むとは思ってなかったので、かなり失礼な書き方をしているのでは・・・と思って再度読み直したところ、「これならぜんぜんOK!」ですな。しかも、本人も「めちゃ笑いました!」との感想を頂いているので、安心して今回も書いちゃいましょう (^^;)
さてそのスキンヘッドのOさん、最初に見たときは
「うわ! 入る部屋間違えた!」
と思ったほどその事務所には似つかわしくなく、よく知っているTさんがOさんに向かって
「おい、O!」
と呼び捨てしたときには、
「うわぁ、もしやTさんもヤーサンの端くれ?」
と疑ったほどでした。確かにTさんの見た目はシャープな顔立ちにめがねを掛けており、どうみてもコワモテの顔ではないのですが、Oさんを呼び捨てしている様子を見てしまうと、よく見ると「企業舎弟ですか?」とか「インテリやくざなんちゃう?」と尋ねたくなるから不思議である。
でもTさんの口から発せられる「福島なまり」は
「アルマーニのスーツを、青山のスーツに変えてしまう」
ほどの強烈なものだから、たぶんインテリやくざであっても、かなり威圧に欠けると思われますな、はは。
まぁ、TさんのことはさておきOさんのことである。
最初の強烈な出会いから早3年、Oさんの成長ぶりはかなりめざましいモノがある。
その成長とは・・・ すなわち「体重」の成長である。
「僕ねぇ、ラーメン大好きなんですわぁ~」と聞いたのは筑波のセンターに行っていたときか。僕らが「えぇ、食い物屋有りませんかねぇ?」と聞いたら即座に「ここのラーメン屋行きなはれ~」「ほんで、ネギたっぷりラーメン注文しなはれ~」と指導してくれ、確かにそこで食べたラーメンはたいへん美味かった(僕は担々麺が好みであった)。
「ラーメン好き=日々体重増加」、と言う公式は一般に成り立たないと思うが、ことOさんを見ていると「そのお腹に製麺所でもあるんか?」と聞きたくなるような、どっぷりとしたお腹に成長してきている。
年に数回、新しいセンターのオープン時やそのうちあわせの時に会ったりするのだが、その姿を見るたびに一回りずつ大きくなっているその身体。本人にそのたび指摘すると
「日々成長してるんですわ、はははは」
と、まるで意に介しておらず、その笑い声はむしろ「凄み」すら感じてしまう。
しかし、そのオペレーション指導をしている姿を、遠目に、そして薄目を開けて見てみると
「ゴリラがなんか教えてる!」
と錯覚しそうな、そんな異様な風景があるのだ。
まぁゴリラに教わっているのは、サルのようなおばちゃんばかりだから(オイ!)、有る意味釣り合いが取れているので「まぁ、いいか」という気になるのがこれまた不思議。
そんなO氏、29歳独身。まだまだ、成長は続く。
ついこの前
「日本は数学6位、読解力14位に転落 OECD学力調査」(朝日新聞)
という発表があった。この記事を見て思い出したことが何件か・・・
あれは10年ほど前、上の子のお宮参りに行った時のこと。
行ったのは僕ら夫婦と、僕の母親、嫁さんの両親と妹2人の大人数であった。境内はさほど混んでいなかったものの、お宮参りらしい親子連れがちらほら記念写真を撮っていたりした。
お宮参りの手続きを済ませ、お参りドコロに歩いていくと
「神楽殿」
という立て札を見つけた妹のトモコが
「かみ・・・、かみ・・・」
と言いながら固まっていた。
また、あれは15年ほど前だったか、Z社に居候していた僕はその事務所に戻ってくるとH嬢が
「じょーじ兄さん、メモ置いといたで!」
と言ってきたので見ると
「○○社、△△様より。帰ったら、練絡下さい」
「こらこら、字間違えとるぞ!!」
と指摘しても、H嬢は恥ずかしがる様子も見せず、「ふ~ん」と言った。
また、あれは年末の掃除の時だったか、新しく付け替えられた来年のカレンダーに書いてある文字を見てH嬢はこう叫んだ。
「来年はうし年かぁ~~~」
そのカレンダーにはこう書いてあった。
「午年」
またまた、あれは18年ほど前僕が新聞を広げていた時のこと、横から「団塊の世代が・・・」という新聞の見出しを浜ちゃんが見つけてこうつぶやいた。
「ほ~う、ダンコンの世代がねぇ・・・」
「あほか、これはダンカイって読むんやぞ!」
「何言うてんねん、ダンコンに決まってるやないか」
「いや、ダンカイって習ったわ」
「なんでやねん、ダンコンやなぁ、タナカイ君!」
と、横にいたタナカイ君に同意を求めた。
タナカイ君は戸惑いながらも、島根なまりでこう断言した。
「ぼくもダンコンって習ったで!」
と言った。
「ウソだ・・・・」と僕は奥歯を噛みしめたが、この部屋にはこの3人しかいなかった。
これらは「読解力」と言うより、「読み力」なんだけどね。。
しょせん僕の周りでは以前からこんな調子だ。
なので、たいがいのことでは驚かないぞ。。
現在巨大台風がここ近畿圏に近づいてこようとしている。台風の目は今、九州から本州へ渡ろうとしているトコロらしいが、もう既に朝からえらい突風が吹き荒れている。雨はつい先ほどからちらほら降り始めているが大したことはない。
この台風、先週の頭ぐらいから現れ、ゆっくりと自転車の速度ぐらいで進み28日あたりから九州がその暴風雨圏内に入り、きょう現在、九州南部にかなりの被害 をもたらし、そしていまだその勢力は衰えることを知らないスゴい台風なのである。
その台風が九州をまさに急襲しようと(シャレです)としているところに向かって勇ましい男2人が立ち上がったのでした。その名も「オノさん」と「モリオカ君」。「わざわざこんな時に行くバカもおらんやろ・・・」なんてコトを口ずさんだりしてはいけない。彼ら2人は重要なパソコンのリカバリーCDを作成しに行く、という重要な任務を帯びての旅立ちなのである。暖かく見送ってやらねばならないのだ!。
僕の聞いた限りでは彼らは元もと29日の飛行機で宮崎に渡り、30日の夕方の便で大阪に帰ってくる、と言うスケジュールであった。しかし、台風が近づいてきていると言うことが分かっていた27日、飛行機の予約をキャンセルし「28日の夜行列車で行くべし!」という相談をしていた。
まさに、夜討ち、朝駆けってヤツですか・・・ちがう?
夜行と言ってもそこはJR、ちょっとしたことで列車はストップするし、写真を見るとその夜行列車、誕生してからかなりの年数を経ているような姿をしているし・・・
「これ絶対にたどり着けない」という確信だけは持てるようなそんなお姿をしているのであった。
その後、彼らの音信はまだ聞いてない。どちらにせよ、JRも運行を見合わせているような状態なのでまともに帰ってこれる、なんて保証はドコにもないし、たぶん、「えらい目に遭いましたよ・・・トホホ」なんてセリフを聞けるだろうと想像している。
でも、そんなセリフが似合うヤツらだしなぁ・・・
ふとそう思ってしまう。そうこの2人ほどこの様な仕打ちが似合う2人なのである。そうじゃないとこんな時に九州まで行かんわな、ははは。
僕だったらきっとこう言うでしょうな。
「台風なんで来週にしますわ!」
これを見て「にじゅうよん」と読んでしまう人、残念ながらアナタは「もう四十路を過ぎてます?」と聞かれても仕方ない年齢か、余程最近のビデオ事情に疎いお方・・・(僕もそうでしたが)
そう、僕も今日やっとこ「24」の第一巻を見ました。噂には聞いていたのだけ有ってストーリーの展開が早く、しかも複数の場面が同時進行で進んでいくので「分からへんわぁ」というご意見もありましたが、僕は分かりました (^^;)
今回借りたビデオはサイトーさんからほぼ半年前(もっとか?)に借りたモノをやっと見たわけでして、それまでもオノさんとサイトーさんから「はよ見んかいな!」「絶対オモロいからぁ!」と矢の催促を受けておりましたが、はっきり言って「期限無し」で借りたモノについては「期限無し」で見てしまうと言う悪い癖、我ながらしみじみと実感しました。
というのも「是非見せて!」と言って借りたものではなく「絶対にハマるから見て~」という意見に推されて借りた物ゆえ、イマイチ積極性に欠けたのと、「おもろいぞ~」と言っていた2人に微かに違和感を感じたからでした。
ハラハラドキドキするストーリー、先が読めない展開、良いところで終わってしまい次を見ないと気が済まなくなる作り方、「ははぁ~そういうたぐいね」と斜に見てしまう僕がいるのである。
しかも勧める人たちが共に独身(30代後半、40代)であり、しかも理科系出身者。いやそんなコトはどうでもヨイ。問題は彼らは共に「北の国から」に対して、「あんな暗い物語なんて嫌いや!」と強固に発言するその姿勢に対してである。
僕はどちらかというとヒューマンドラマが好きで、今なら「世界の中心で愛をさけぶ」を好んでみているが、それをも彼らは「あんな甘っちょろいもの」と非難する人々なのだ。要するに物語の中には「愛」や「恋」はごく微量にしか入っていることは許されず、その分過激なアクションや疑惑が渦巻くストーリー展開を望んでいる人たちなのだ。
そんな人たちが勧める「24」貴方はもう見ましたか?
まだ見てない人は「24」を見たいと思いますか?
確かに面白いのは間違いないのですが、とっても疲れちゃうのですね。しかも残りがあと11巻も残っているらしいです。この疲れをあと11回も味わうのか・・・と思うとちょっとげんなりしますが、見てみたいと思う気持ちもかなり強し。
しかし1巻で半年だとすると11巻見終わるのに6年もかかるぞ(爆)