しあわせになる豆腐

シバっちゃんから、去年の9月ぐらいにこんなメールが来た。

「私たちもやっとこ独立開業することになりました。
自作のチラシ(新聞折込用に作ったもの)を添付するので見て
ください。」

なるほどシバっちゃん(旧姓ね)は結婚してしばらくすると、それ
まで「軟弱プログラマー」としてブイブイ言わしていた経歴を投げ
捨てて旦那さんの家業である豆腐屋の手伝うことになった。

あんな軟弱なヤツが持つんやろか・・・・・・

と我々は心配したもんであるが、ずっと順調に続いているらしく、
僕らもその心配を忘れてしまっていた頃、どっこい驚いたことに
今度は独立したといふのだ。

驚いた僕はちゃめっけたっぷりに

「オープンするんだったら『作りたての豆腐を送ってくれる』ぐらい
してくれなくっちゃあ・・・」

と書いてやった。いや確かにシバっちゃんにはそれぐらいして有り
余るぐらいの「ご恩」は僕から受けているはずなのだ。

そして今年の忘れた頃にやって来た年賀状に

「もうすぐしたら『毒入り』とうふを宅急便で送ります」

などと恐ろしげなコトが記してあり、冗談と思っていたら昨日、
「そちらに豆腐送りました」、というメールが届いた。
そして末尾には「私が作っています」というちょっと意味深な
言葉がつづられてもいる。

そして最後には「奥様によろしく」というこれまた何かを秘めた
暗号のような挨拶文まで付いている。
おかしい・・・・と思ったが「ほぉ、楽しみだなぁ・・・」といういか
にも昼行灯な返事をしておいた。

そして今日、豆腐の到着を知る前に「届きましたか?」という
催促するようなメールが・・・・

これはまさしく「毒入り豆腐」に間違いない!

そう思いつつ、出先から自転車で家にたどり着いたら、嫁さん
から開口一番、「豆腐たくさん、送ってくれはったわぁ!」の言葉。
もしかしてロシアンルーレットのように毒入り豆腐が仕込まれて
いるのだろうか・・・

などと考えつつ晩飯は送ってもらった中から「寄せ豆腐」と「厚揚げ」
そして「おから」をいただきました。

厚揚げは「焼き」でいただき、寄せ豆腐は「冷や奴」でたべました。
もともと厚揚げ大好きな僕ですが、この厚揚げの美味さにはビック
リしました。なかの豆腐がとってもふわふわ、ぷりぷりなんです。
このぷりぷり感と焼いたコトによるカリカリ感がとっもワンダフルな
ハーモニーなんですな。。。これが。

そして寄せ豆腐も、とっても美味かったです。とっても大豆の味が
濃く、豊かな食感で、やはり手作りのウソ偽りのない正直な豆腐、
と言う感じがしますね。
僕ら夫婦はこの豆腐や厚揚げを食べながらこうつぶやきました。

「しあわせやなぁ・・・・」

明日はまだ残っている「豆乳鍋」をする予定。
またしあわせが味わえます。。
でもそちらに毒がはいっているかも知れません・・・・ (-_-)

このシバっちゃんのお豆腐屋「いちまる」は大阪三島郡の「島本町」に
あります。
その近辺、“特に”高槻に住んでいる方などは是非行って買って食べて
みて下さい。

下記は開店の時のちらしです。

投稿者 irisa : 01:23 | コメント (2) | トラックバック

年賀状ランク付け

皆様あけましておめでとうございます。

いまだに紅白歌合戦で白組が優勝したことに納得がいかず、
しかもあの醜悪な歌を最後に聴かされ紅白自体に疑問を抱
くようになった今年で43歳いりさです。

さて今年1日に頂いた年賀状を送ってくれた皆様大変有難う
ございます。そして3日までに年賀状をくれた人たち、まぁまぁ
ありがとうございます(笑)。

今これを書いている時に届いている年賀状は、書いた年賀状
の3分の2ぐらいでしょうか。

師走の忙しい中に書かねばならないので、多少遅れても仕方
がないのですが、4日以降にもらった年賀状は実はあまり嬉し
くないですよね。元旦に来た年賀状を見ながらあれこれ来た人
の話をするのが結構楽しいもの。が、4日にもなれば既に正月
気分も霧消してお仕事モードに突入しようとしていることに

「あけましておめでとう!」

な~んて言われても、もう気持ちは別の方向に向かっているの
でほとんどが「ポイ状態」なんすよね・・・実は。
年に1回、相互の状況を伝え合うのに最も適しているコミュニケ
ーション手段なのに実にもったいないことですし、こちらが出して
いる年賀状が逆に迷惑ではないのか?なんて考えてしまうわけ
です。

と言うわけでだんだん増えつつある年賀状をランク付けして、今
年の暮れに出すべき人を絞っていかないとあかんなぁ・・・・
と考えて年賀状ランクの基準を考えてみました。

Aランク ・・・ 来ても来なくても必ず出さねばならない人
Bランク ・・・ 来たら出す人
Cランク ・・・ 来ても出すかどうかのボーダーライン上にいる人
Dランク ・・・ 来ても出さない人

現在使っている「筆自慢」にはちょうどAからFまでのチェックを
付けられるようになっているので、このチェックで絞り込みをす
ることにより僕の年賀状が1日に届くひとを厳選出来るのです。

で、現在Aランクの人をセレクトしてみたら50人中30人でした。
Dランクの人はというと9人もいました。

もう住所録から消そうか、消すまいか、それが悩みの種だ。

投稿者 irisa : 14:42 | コメント (0) | トラックバック