僕が子どもの頃、レストランや食堂に行くときには
決まって「カレーライス」を頼んでいた。
特にボールロイヤル(ボウリング場)のレストランの
カレーは特に美味しく、その上に載っていたグリーン
ピースの緑色と共にその味にはノスタルジックな想い
が今でも残っている。
また、中華料理(枚方駅前の珍竹林)に良く連れて
行ってもらったが、その時はさすがにカレーはないの
で僕が頼んでいたメニューは「中華丼」オンリーだった。
「カレーライス」と「中華丼」、この二つ以外に僕は選択肢
を持っていなかったし、値段的にも「もっともお手頃」な
値段で食べられるし、親たちの承認を確実に得られるうえ
子供心に「遠慮」みたいなものも有ったかもしれない。
「子ども」であった僕に「贅沢」なんかさせてもらえるはず
もなく、僕自身も「食へのこだわり」など全く無かったので
親と子双方の納得が完全一致するメニューなのでした。
しかし・・・うちの嫁さんは違ったようです。
話を聞くと僕とは全然違い子どもの頃から立派で贅沢な
「食」を行っていたらしいのです。
「子どもの頃からてっちりが好きで・・・」
「あぁ、ハモも好きやったなぁ~」
「豚肉なんか食べたこと無いしぃ~~」
の言葉に象徴されてますよね、ちょっと「ムカッ!」とくるでしょう?
そんな僕は外食に行くと、未だにメニューの中から
「安いもの」を探すし、嫁さんは「食べたいもの」を探す、
という明らかに違う感覚の夫婦なのであった。
さてさてそんな夫婦の間に生まれた子ども達はどうか・・・
それはこの前旅行の最終日、ホテルのレストランにて昼飯
を頼んだメニューに顕著にあらわれている。
まずは僕、あまりお腹も空いてなかったし、定食となると
ちょっと値がはるものばかりだったので僕は
「おれは地鶏の親子丼(750円)にするわ!」
嫁さんはその日はちょうど土用の丑の日だったのを知って
いたのか
「じゃあ私は鰻重(1100円)でも」
そして大河くんはほとんど迷わず
「僕はカレーライス(700円)!」
最後に美月さんは悩んだ末
「天ぷら定食(1200円)を食べるわ!」
同じ親から出てきた子どもでも、明確にちがうもんね!
しかし、子どものくせに「天ぷら定食」とはかなり良い度胸だ。
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